導入経緯

当研究科では、企業の財務データを使って企業分析をしています。海外の企業のデータベースは中々無くて困っていました。これまでも、CD-ROM等での情報もありましたし、ネットを使って個別企業の発表を調査したりすることは出来ましたが、より包括的にある項目のある情報だけを引っ張ってきたい時、なかなか使えるデータベースがありませんでした。
それで今回たまたまお話頂いた時に、いくつかのデータベースを統合して使えるようなものとしてOneSourceが出てきて、トライアルの結果使わせて頂くことに致しました。  

活用事例

アジア地域の企業のマイクロ分析に利用しています。
当研究科ではインドネシアやバングラデシュ、ラオス、ベトナム、中国、スリランカ等、様々な国からの留学生が勉強しています。これらの国から来ている留学生は経済のマクロ分析だけじゃなくて、企業ベースのマイクロ分析がやりたいという学生が多くいます。
留学生の方は、JAICAの教育プログラムで来日している官僚の方や、就職してから学位を取りに来ている方が多く、卒業したら自分の国に戻られて就職されたり、現地の政府の政策を立案したりします。
このような背景で政府の政策や投資インセンティブの立案同様、企業分析やパフォーマンスについて関心の高い学生が多くいます。その意味でこのような企業分析に使ってもらっています。  

ひとこと

日本国内で販売されている企業情報系のCD-ROMは日本語であるため、留学生の多い国際協力研究科では学生に使わせることも難しいのですが、OneSourceは英語のため、留学生が使いやすいデータベースであると思います。
また、ID追加が安価な点も魅力的です。色々な使い方を学び、もっと使いこなしてみようと思います。

(聞き手:日経メディアマーケティング 小松氏)

 

お客様情報

 

国立大学法人 広島大学大学院 国際協力研究科

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(082) 422-7111(代)
市橋教授ホームページ http://home.hiroshima-u.ac.jp/ichi/index.html